生命保険の更新
生命保険が更新時期になった。
更新を気に別の保険会社に乗り換えようと思う。
理由は極めて簡単で、よりシンプルでより有利なものに乗り換えるため。
有利なものを求めると、保険会社がテレビコマーシャルまで入れて盛んに宣伝しているものをことごとく否定してしまう。
(保険会社と契約者では利益相反関係にあるので当然のことなのだが)
まず、保険という極めて流動性の乏しい商品に貯蓄性を求めてはいけない。
特に、これから金利が上昇する局面で、流動性の乏しい債権を持つべきではない。
この為に、保険は全て掛け捨てにして、満期返戻金を無くして保険料を低く抑える。
(その分の差額は別に貯めておく)
保険料の先払いになることは否定する。
先に保険料を支払って、インフレとなり価値が下がった後に払い戻されても損するだけ。なので、
「60歳以上になれば保険料は入りません」=「若いうちに高い保険料で先払い」
なので、これらは愚の骨頂と考える。
「○○年間、元気で保険料の請求がない場合、○○万円支払います。掛け捨てではありません。」というのは、その分余分に保険料を支払うのでダメ。
また、例えば、「10年間保険料を請求しなければ30万円戻るとして、9年目に10万円の保険料の請求をできるか」問題が生じる。今10万円を請求しなければ、1年後に30万円もらえる。でも、その後の1年間にさらに30万円請求する必要が出た場合、先に請求しなかった分は捨てたことになる。わざわざ高い保険料を支払って、こんな駆け引きをするのはごめん被りたい。
「1泊の入院から保険料を支払います」も否定。
1泊やそこらの入院にかかる費用なら、日頃の蓄えを切り崩して支払ってもさほど懐に痛くない。長期入院の場合は懐に響くので保険での補填を求めたい。
泊数の短い入院なら相当支払件数があるはずで、そのための保険料は高くなっているはず。数泊の入院で支払われる少ない保険金のために高い保険料を支払うのは明らかにオーバー保険と考えます。
まあ、いろいろありますが、簡単にはこんなところ。
私に保険相談すれば、以上のような観点でアドバイスしますよ。
但し、投資顧問業登録はしていないので、貯蓄(投資商品)に関することは一般的な話だけしかできませんが(笑)。
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