オルタナティブ投資
オルタナティブとは「代替」という意味。このまま、素直に取ると、本人に代わって投資行為(資産運用)をしてくれるものかと思ったがそうではないようだ。本人に代わって資金運用をするのは投資信託ですね。
代替する投資の手段のことをオルタナティブ投資と言うのだそうです。
はっ? なにそれ、何に代わって、何がどうなの?
と思ったりしましたが、要するに
伝統的投資手段とは、株式、債権、投資信託です。それ以外の投資手段である、ヘッジファンド(*1)、オプション取引、通貨取引、商品先物取引などの投資手段のこと、そして、これに投資することをオルタナティブ投資という。
らしい。
カタカナで言えば何か、新しく格好良く聞こえるため、宣伝文句として作られたのではなかろうか?
確かに、相関のない市場で取引を行えば、ある物で損をしても、ある物は得していたりして、資金を小口に分けることでリスクを低減できるということは本当だ。
でも、この朱文字にした2行の意味がわからなければ、きっと手を出しても損をすること間違いない。
小口にすることで、リスクは分散されるが、
- 利益も分散されるし、
- 得なければならない情報は増加するし、
- 運用資金を管理する手間も増加する。
- それぞれの市場で独特の技術などを必要とするし、仕組みも株式に比べ極めて複雑。
- オプション取引にしても外貨証拠金取引にしても商品先物取引にしても、損益の大きいハイレバレッジの金融商品なので初心者が簡単に手を出してはいけないものである
ことなどのマイナス面も肝に銘じてオルタナティブ投資を行う必要があるだろう。