横浜の風力発電所計画

 今日の日本経済新聞日経新聞)のHPの記事によると、横浜市の京浜臨海部の瑞穂ふ頭(神奈川区)に2000kW級の風力発電所を作るそうだ。

 高さ120メートル、ブレード(羽根)部分が直径80メートルの風車1基で、年間発電量は約330万kWく超を見込んでいるという。


フル稼働の場合の年間発電量は
 2000kW × 24時間 × 365日 = 1752万kWh

年間発電量を330万kWhと見込んでいると言うことは
 330万 / 1752万 = 0.188 =18.8%
稼働率を見込んで
いるということですね。

330万kWh を 1kWhにつき11円で買電できたとすれば、1年間につき約3600万円の収入が得られる。
 このうち、ある程度は維持費に必要として、建設費の5〜6億円は20年くらいでペイできるという皮算用がなりたつ。
 ただ、これは20年間にわたって売る電気代が同じという前提の話。原油価格の上昇のニュースが伝えられていますが、長期的には原油価格は上昇し、電気代も上昇するでしょう。売る電力の値段が高くなれば、収入も増え、建設費を取り返すまでの時間はもっと短くなるだろう。