架空請求メールに笑った

 最近、やたらとパソコンメールにスパムメールが届いてうっとうしいこと甚だしい。
 しかし、何事も観察なのである。スパムメールと言っても詐欺の手口の流行を推し量る材料にはなる。ということで、たまには目を通している。

 最近、面白いのを発見した。



このメールは「電子消費者契約法に基づくメール」です。

***中略***
架空請求やその他詐欺メールではありません。
このメールは「電子消費者契約法に基づくメール」です。
***中略***
■繰り返しご案内していますが、錯誤による入会、身に覚えがない場合、
質問等が有る場合は必ずサポートまでご連絡下さい。
***中略***
連絡無しで支払いを怠った場合、訴訟等で裁判等が発生した場合には
[錯誤][知らなかった]等の言い分は無効になります。
必ず、疑問等があるかたはサポートへの連絡をお願い致します。
***中略***
■なお、お支払いが確認出来るまでの期間、
お支払い催促のメールが複数通あなたまで送信される事をご了承下さい。


いけしゃーしゃーと法律名を出すところが恐れ入る。基本的に消費者を守るための法律なのだが、こういう風に法律名を名乗ると、素人目にはなんだか怖いように感じることもあるだろう。まさに法律の悪用だな。
法に基づくメールの割には、会社名も所在地もない。単なる携帯電話番号だけ、きっととばし携帯だろう。
「必ず連絡下さい」だと・・・。するわけないでしょ。無視無視
「連絡無しで支払いを怠った場合、訴訟等で・・・[錯誤][知らなかった]等の言い分は無効となります」・・・どうして?争う術はないと思うが・・ねぇ。

うーん、なんだか笑えるわ。とりあえず、スパムメールコレクションに入れておきました。