ドラマ「鬼姫日記」で株取引が・・・

セシールののひと上げ

 昨日のドラマ「鬼嫁日記」で、株取引の話題になりましたね。倒産すれば株は紙切れ同然とか、事業提携のニュースが出れば株価が上がるとか・・・
 結局最後は誰も儲けることなく、堅実に働きましょうねという妥当な結論になりましたがね。

 うーむ、しかし、気になる。おろおろしてても何もならないです。現在では、不思議なデイトレーダ達が群がって、株価が乱高下する倒産デイトレ株となって、倒産してもしばらく株価が付きます。もちろん、株価は暴落していますが、1割でも2割でも取り返せますよ、上場廃止になるまでにとっとと売り抜けましょう。
 まあ、気にはなっても、倒産すれば株式は紙切れとなすというのは事実なのでいいことにするか。

 本当に気になるのが好ニュースで株価が上昇するということ。一般にはそう言われていますが本当にそうかなと・・・。
 先日、衣料通販大手のセシールライブドアが事業提携するという発表がありました。私はセシールにずっと空売りなどで取り憑いていたので気が付きましたが、発表前に妙に値段が上がる。「ん、んっ」と思ったら発表。きっとニュースを見た人が夜の間に株の買い注文を入れたのだろうね。次の日の寄りつきあたりが最高値。それから1ヶ月で27.6%ダウンです。
 これなどが典型例で、ニュースが一般の人に知れ渡る前に、事前に知れ渡っている人に先に買われて株価は既に上がっているわけで、ニュースが一般大衆にリリースされた時には最後のひと上げで、いつも一般大衆が高値掴みをさせられるという仕組みです。
 ようするに、好ニュースが出たら株価が上昇するというのが本当かどうかは極めて怪しいものと思いますよ。