長浜園児殺害事件について

 この世の中で一番つらいことはといえば、肉親との死別。親ならばまだ順番か天寿と思えるのだが、子供が親より先に死ぬことほど悲しいことは無いだろう。病気、事故、、、それなら、まだ、不幸の運命だったのかとも思えるかもしれない。これが、他人の意志によるものであれば、それを許すことはできないだろう。私なら許さないが・・・。

 日本の刑法には馬鹿馬鹿しい規定がある。責任主義と言うらしい。頭がおかしくて自分の責任を判断できない者は何をやっても処罰しないのが日本の法律なのである。この法律は何なのだろう。被害者の人権は無視して加害者の人権だけを守る法律。
 今回の事件の容疑者も、精神科への入院歴があるという。きっと、この事件の裁判でも弁護士が責任能力の有無を争って時間稼ぎをするに違いない。

 処罰には責任能力が必要なのは人権を守るためなのだろうか? 本当に?(*1)私は「無能弁護士が、争うことの無い事件で、無意味にゴネるためにある規定」としか思っていない。

 刑事裁判という適正手続きを踏むために、このような犯人に対しても弁護士が税金で附されることは一向に構わない。しかしである、私は少なくとも、この事件の犯人が目の前に居るとして、それにどんな理由をつけようと無罪などと主張する人間がいるとすれば、きっと天誅が下されるべきだと思う。

*1:ただ、守られるのは犯人の人権だけであって、犯人の人権を守るためには、被害者の人権をいくらふみにじっても良いようだが・・・嫌な世の中だ