刑務所の沙汰も金次第か?!

 大阪の刑務官汚職。お金を払えば、刑務所に入っていても、外部との連絡に旅行の手配、そして女性との面会もできてしまうの? 諺に「地獄の沙汰も金次第」というのがおりますが、まさに「刑務所の処遇は金次第」という事件ですね。

 本来、刑務所というところは快適なところであってはならないはずです。「もう2度と来たくない」と思うところだから犯罪の予防効果が期待できるのではないでしょうか? とすれば、受刑者の健康を害さない程度で最悪の環境を作り出す必要があると私は思います。社会の大多数の人が残業が恒常的で1日10時間とか12時間働いていることを考えると、刑務所内で受刑者が1日8時間と労働基準法に規定されている「快適な」就業環境でいいのかとも思います。昨今、受刑者の処遇を改善するよう法改正がなされたようですが、刑務所の本来の役割をもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。

 今回の汚職は、刑務所の機能がゆがめられるという重大な犯罪だと思います。

 よろしければ、人気blogランキングもクリックしてくださいね。