「新司法試験」合格率48%

 読売新聞のWebサイトの記事「http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060921it12.htm」より、初めの行われた「新司法試験」合格率は48%だったという。

 来年は、法学未習コース修了生が加わり、今年の司法試験留年組が加わり、受験生が確実に増加する。旧司法試験の合格者枠を新司法試験側に移すので、合格者数も増加するだろうが、2倍に増えることはない。このことからすると来年以降の合格率は確実に下がるので、新司法試験初年度の合格率48%は瞬間最大記録のようなもの。やはり過半数法科大学院で費用と期間を無駄に過ごすことになることは確実か。

 注目は

 有名大の法科大学院が100人を超す合格者を出す一方、合格者ゼロの法科大学院も4校あり、早くも大学院間の“格差”が鮮明になってきた形だ。

というくだり。「格差が鮮明になってきた」というより「初年度から法科大学院の学校間格差はやはり格差は明確だった」といのが正確な表現だと思う。法科大学院の市場淘汰は比較的早いかもしれない。

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