生保のお姉さん、お姉さん・・・・

 生命保険の切り替えの時期が近づいてくると、まあ、死肉にたかるハイエナのように保険のお姉さんが近づいてきます。普段は寄りもしないのに。
 「最近はこれくらいの保障を付ける人が多いです」とか「これくらいの保障は必要です」とか「入院1日目から保障されますから、こちらの方がよいです」などいろいろ薦めてくれます。
 「良い」というのは、どちらから見て良いというのだろう。保険屋さん、顧客はそれぞれ利益相反関係にあるので「良い」というのは保険屋さんにとって良いのかなと思ってしまうのです。

 だいたい、入院1日目から保障が必要??? そりゃ長期の入院では、収入も減ったり途絶えたりするし、医療費も嵩むので保険によって補填されればありがたい。しかし、1日から1週間の入院だと収入にもそう影響はないものだし、医療費も生活費のやりくり程度で何とかなる。ならばそんな保障を付けるより、保険料は安い方がいいね。保険料と支払い額の差額で保険会社は食べているのだから、必要以上の保障は付けず保険料を少なくするのがお得ですよ、やっぱり。生保の営業さんのパンフレットを見ると「これが必要な保険の上限なのかな」と思いながら見ています。